イネイト活性療法とは
写真:イネイト活性療法創設者の豊田竜大先生(右)と私(左)
T-Sテスト
T-Sテスト(豊田式スキャニング検査)は、カイロプラクティックをベースに生まれた代替医療の検査法であるAK(アプライドキネシオロジー)の応用による検査法で、脳や筋肉の反射を利用して行われます。
アメリカではそれなりに知られた技術ですが、日本での知名度はまだまだ低いのが現状です。
日本では「Oリングテスト」という名で一部の方には知られており、OリングテストもAKを応用した技術です。一人一人の患者様の症状に対し、より適した薬を処方するためにOリングテストを用いるドクターもおられます。
この反応を使えば、本人が自覚できていない、症状の根本原因を調べることができます。
ほとんどの症状において、症状の出ている部位に原因があるということは、ありません。
身体のどこかに問題が起こっていて、それを本人に気付かせるための「サイン」として、症状を出しているのです。
本人の表層意識では自覚できていないことでも、潜在意識は身体に起こっていることの全てを把握しています。現在はもちろん、過去の情報も全て脳には記憶されています。
T-Sテストでは潜在意識からの反射反応を捉えることができるので、これまで原因不明で悩まされ続けていた症状でも、何が原因で起こっていたのかを見つけ、解決へと導くことができるでしょう。
一点治療
T-Sテストで検出された原因部位は、ある一点への刺激で治療することができます。
私たちの身体は、一つ一つの部位で動いている訳ではなく、身体全体で一つのものです。
一つ一つの部位が全体と、全体もまた一つ一つの部位と繋がって成り立っています。
ですので、原因部位を統括するポイントを見つければ、その一点への治療で全て治療できてしまうのです。
治療は軽く触れるかどうか程度の圧をかけるだけです。
この操作により、いわゆる「自然治癒力」の働きを高めることが出来ます。
症状の原因となっている部分は自然治癒力が働けていない状態にあります。治癒力が働いていないので、起こったトラブルを解決できずにいて、そのことがきっかけで症状を引き起こしているのです。
ですので、自然治癒力がしっかり働きだせば、身体は良くなるためにドンドン変化して行きます。
坐骨の重要性
これは、世間ではほとんど認識されていない考え方ですが、イネイト活性療法では「坐骨の強度」を非常に重要視しています。
分かりやすくお伝えすると、坐骨が長時間の負荷に耐えられる状態にあるかどうかです。
坐骨が弱い状態にある場合、長時間座りっぱなしでいるときに、じっと落ち着いていられない、足を組み替えたり、お尻をずらしたりという動きを頻繁にやってしまう。ということが起こります。
これは、世間ではほとんど認識されていない考え方ですが、イネイト活性療法では「坐骨の強度」を非常に重要視しています。
分かりやすくお伝えすると、坐骨が長時間の負荷に耐えられる状態にあるかどうかです。
坐骨が弱い状態にある場合、長時間座りっぱなしでいるときに、じっと落ち着いていられない、足を組み替えたり、お尻をずらしたりという動きを頻繁にやってしまう。ということが起こります。
映画を観るとき、新幹線に乗ったとき、デスクワークの最中など、心当たりのある方はそこそこいらっしゃるのではないでしょうか?
この状態が子供に起こっていると、学校での授業をじっと聞いていられないなんてことにもつながります。
大げさに表現すると、身体の土台となる坐骨がグラグラな状態なので、骨盤から背骨にかけても、つられてグラグラになってしまいます。
背骨がグラグラだと、当然、背骨で身体を支える力が弱くなるので、腰や背中の筋肉に負担がかかり、肩凝り、腰痛、椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症などを発症するきっかけになりかねません。
さらには脊髄にも余計な負荷が生じるので、自律神経の乱れにも影響することがあります。
この坐骨の状態を正常に戻すだけで、様々な症状に改善がみられるということも少なくありません。
ほとんど知られておりませんが、坐骨ってすご~く重要なのです。
イネイト活性療法の効果が出にくい条件
- 精神安定剤、抗うつ剤、睡眠薬等を服用されている方(脳が薬によるダメージを受けており、反応が正確に取れなくなっている為)
※時間はかかりますが、ゆっくりと効果を出して行くことができます
- イネイト活性療法の概念を受け入れられない方、自分の常識を越えた話を素直に受け入れられない方
※一番困ります(~_~;)無理かもしれません。
- 症状と向き合おうとする治療家の言葉よりも、他人(家族、知人、医師等)の意見にすぐ影響される方
※ご家族や知人の方は身体や治療に関して、治療家よりも豊富な知識、経験をお持ちでしょうか?
ドクターはなぜか発言に絶対的な力を持っていますが、西洋医学は治療の選択肢の一つに過ぎません。西洋医学の得意分野以外においては、上回る成果を出せる代替医療はいくらでも存在します。 よく考えて、よく調べて、他人に左右されずにご自身で判断してください。
- 心の底では治りたいと思っていない方、または自分の症状がこんなことで治るはずがないと思い込んでいる方
※「病は気から」と言いますが、正にその通り!まずは「良くなるんだ」という気持ちを持つことが治療のスタートです。
- 症状が複雑で、鍵となる原因になかなかたどり着けないとき
※実感して頂きやすい効果が簡単には出ないときがあります。原因を調べる段階で、探り切れていない要素があるときです。問診でお伝えいただいた情報よりもさらに詳しく、細かくお身体の様子を知らせていただくことで、結果を追求していきます。
- 気持ちが治療に向いていないと、脳が治療に必要な情報を出さなくなってしまいます。
イネイト活性療法は脳の反射を読み取る検査を行うので、こういう部分にものすごく左右されてしまうのです。